代表理事組合長あいさつ

JAみえなかのホームページにアクセスしていただき、誠にありがとうございます。

組合員の皆さまをはじめ、地域の皆さまにおかれましては、平素よりJAの事業運営に格別なるご高配を賜りまして厚く御礼申し上げます。
令和3年4月1日にJA三重中央・JA一志東部・JA松阪の3JAが合併し、「みえなか農業協同組合」が発足いたしました。このたび代表理事組合長に選任賜りました前田孝幸でございます。就任にあたり、謹んでご挨拶を申し上げます。

今回の合併につきましては、組合員の皆さまには格別なるご理解とご支援を賜り心より厚く御礼申し上げます。皆さまからの期待の大きさを感じるとともに、合併によって今まで以上に「地域の農業とくらしになくてはならない組織」として高い評価を頂けるJAづくりに向け、気概をもって全力で職務に取り組んでまいる所存でありますので、今後とも引き続きご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

さて、令和2年度は新型コロナウイルス感染症の世界的な流行拡大により、社会全体が停滞を余儀なくされました。移動の自由は制限され、人々が集う機会も大幅に減少し社会経済にも大きな影響を及ぼしています。ワクチン接種の準備体制が整いつつあり回復に向けての兆しが見られておりますが、新型コロナウィルス感染症の変異株の発生など、 まだまだ予断を許さない状況が続いております。
また、JAを取り巻く情勢は、これまでの厳しい環境変化に加えて、マイナス金利の長期化など国内の金融環境が大きく変化していることから、全国的にも信用事業を中心としてJAの経営環境が懸念されており、併せて営農・経済事業(農業関連事業・生活その他事業)の収支改善への取り組みが求められています。

このような厳しい状況の中、将来にわたり組合員の食と農、くらしを守り、地域に貢献していくためにも、合併によるスケールメリットを最大限に活用し、総合事業の継続を行う盤石な財務基盤と安定した経営収支を有するJAの構築に取り組んでいくことが求められます。
JAみえなかでは組合員の皆さまとの「対話」により、総合事業と協同活動を通じ、「不断の自己改革」に役職員が「ワンチーム」になって、「農業者の所得増大」・「農業生産の拡大」・「地域の活性化」に向けて、“地域の農業をどう維持していくか”“地域のくらしをどう守っていくか”その実現に向かって組合員の皆さまと共に歩んでいくことを使命と考え事業展開を行ってまいります。

最後に、JAみえなかの経営理念である、『JAみえなかは、食・農・自然を大切にし、協同の力を発揮して、豊かなくらしと地域づくりに貢献します』を念頭に置き、組合員の農業経営の安定、地域社会に貢献するJAづくりの実現に向けて、役職員一同が強い信念と誇りを持って事業運営に努めてまいりますので、より一層のご支援とご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げ、就任にあたってのご挨拶とさせていただきます。

みえなか農業協同組合
代表理事組合長 前田孝幸

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