地域を支える生産者

2023年12月 ブロッコリー生産者

基本を忠実に守って栽培する

ブロッコリー生産者
多賀 丈裕さん(52歳)

プロフィール

約30aの面積で品種「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」を栽培。12月から2月にJAや県内の直売所へ出荷している。

親から教わった農業

もともと父が農業をしており、私は会社に勤めながら父の手伝い程度にやっていました。勤めていた会社を辞め就農してからは農業に詳しい父から種まきや定植の仕方、肥料のやり方を教わりました。指示が的確だったため、初心者でも覚えやすかったです。ブロッコリーは10年前から栽培を始めました。

基本を忠実に

栽培は基本が大事だと考えています。気温の変化や台風といった心配はありますが、天候の左右は当たり前のことで、その影響を最小限に食い止められるかは自分次第です。圃場をしっかり見て、どのタイミングで消毒や追肥をするかなど、気づいた時に対応することで結果はおのずと変わってくると思います。

今後の農業について

農業を継続していくためにはどうしても費用ががかかります。近年では肥料価格が高騰したほか、獣害による被害も増えてきているため、電柵の設置もしなければなりません。また、近所の方たちも高齢化で農業を辞めていく人が多いです。しかし、購入していただいた方から「品質が良かった」「美味しかった」という声をいただくので、その言葉を励みにしながら自分の健康が続く限りは続けていきたいと思います。

※10月上旬に撮影しています。

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